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運動器リハビリテーション料の算定完全ガイド|施設基準Ⅰ〜Ⅲと単位数

2026年7月28日

運動器リハビリテーション料の算定完全ガイド|施設基準Ⅰ〜Ⅲと単位数
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運動器リハビリテーション料(H002)は、整形外科クリニックの収益の柱となる一方で、施設基準Ⅰ〜Ⅲによる点数の違い、単位数の管理、標準的算定日数、逓減の扱いなど、算定ルールが複雑で誤りやすい項目です。本記事では、運動器リハビリテーション料の算定を、施設基準と単位数を中心に実務目線で整理します。なお、点数の具体的な数値や最新の要件は診療報酬改定で変わるため、必ず末尾の公式出典で最新情報をご確認ください。

運動器リハビリテーション料とは

運動器リハビリテーション料は、上肢・下肢・体幹などの運動器の疾患やその術後、外傷などに対して、機能回復を目的に行うリハビリテーションを評価する項目です。整形外科で最も算定機会の多いリハ料の一つで、PT(理学療法士)やOT(作業療法士)などが個別に実施します。

算定の基本単位は20分を1単位とし、時間に応じて単位数を数えます。1人の患者に対して算定できる1日あたりの単位数には上限が定められており、また従事者1人あたりの実施単位数にも標準・上限の枠が設けられています。具体的な単位数の上限や点数は改定で変わるため、出典でご確認ください。

施設基準Ⅰ〜Ⅲの違い

運動器リハビリテーション料は、施設基準によって(Ⅰ)(Ⅱ)(Ⅲ)の区分に分かれ、(Ⅰ)が最も高い点数、(Ⅲ)が最も低い点数となります。区分は主に、専任・専従の医師やスタッフの配置、訓練室の面積、必要な器械・器具などの要件によって決まります。

区分点数の水準主な要件の傾向
運動器リハ料(Ⅰ)最も高い専任常勤医師、専従の常勤PT・OTの人数、訓練室面積などの要件が最も手厚い
運動器リハ料(Ⅱ)中間(Ⅰ)より緩やかな人員・設備要件
運動器リハ料(Ⅲ)最も低い最小限の人員・設備で届出可能

自院がどの区分で届け出るかは、確保できる人員体制や施設要件と、算定できる点数のバランスを踏まえて判断します。要件の具体的な人数・面積は改定で見直されるため、届出前に必ず最新の施設基準通知を確認してください。

標準的算定日数と逓減

疾患別リハビリテーションには、疾患ごとに標準的算定日数が定められています。運動器リハビリテーションでは、この標準的算定日数を超えて継続する場合、月あたりの算定単位数に制限がかかる、あるいは所定の要件(改善の見込みに関する要件など)を満たす必要があるなど、取り扱いが変わります。

また、一定の条件下では点数が逓減(減額)される仕組みもあります。標準的算定日数の起算日、超過後の取り扱い、逓減の適用条件は誤りやすいため、患者ごとの起算日管理が重要です。

実務で注意すべきポイント

  • 開始日・起算日の管理:患者ごとに標準的算定日数の起算日を正確に記録する
  • 単位数の上限管理:患者1人あたり・従事者1人あたりの単位数上限を超えないよう管理する
  • 同日算定の制限:消炎鎮痛等処置など、リハと同日に算定できない(リハに含まれる)処置に注意する(詳細は別記事「整形外科で間違えやすい算定」を参照)
  • 実施記録の整合:カルテのリハ実施記録と算定内容が一致しているか

これらは人手の管理だけでは見落としが生じやすく、算定漏れや査定・返戻の原因になります。

AIカルテによる算定管理の支援

ポテックが開発する「AIカルテ」は、レセコン一体型(カルテと会計・請求が同一基盤)で、AIレセチェック機能を備えています。運動器リハビリテーション料の複雑な算定に対して、次のような支援が可能です。

  • 単位数・起算日の管理:患者ごとの単位数や標準的算定日数の起算日をカルテ上で把握しやすくする
  • AIレセチェック:同日算定できない処置との組み合わせや算定漏れを事前に検知
  • カルテと算定の連動:リハ実施記録がそのまま算定に反映され、転記ミスを減らす
  • 改定への対応:診療報酬改定に合わせてシステムが更新され、最新ルールに沿った運用を支援

おわりに

運動器リハビリテーション料は、施設基準Ⅰ〜Ⅲの選択、単位数と標準的算定日数の管理、逓減や同日算定の制限など、押さえるべきルールが多い項目です。正確な算定には、患者ごとの起算日・単位数を確実に管理し、算定段階でルールとの整合をチェックする仕組みが欠かせません。点数・単位数・施設基準の具体値は改定で変わるため、運用の際は必ず最新の公式情報を参照してください。

ポテックはAIカルテの提供を通じて、クリニックの皆様の最適な事業パートナーとして、医師や看護師・医事スタッフの働きやすさの改善はもちろん、クリニックとして実現したいことを最大限に叶えられるようサポートいたします。

詳細については、ぜひお問い合わせください。

参考・出典

※運動器リハビリテーション料(H002)の点数・単位数の上限・施設基準(Ⅰ〜Ⅲ)・標準的算定日数・逓減の要件は診療報酬改定により変更されます。算定にあたっては、厚生労働省および地方厚生局が公表する最新の点数表・留意事項通知・施設基準通知を必ずご確認ください。

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