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マイナ保険証への移行と電子カルテ対応|2026年改定のポイント

2026年7月3日

マイナ保険証への移行と電子カルテ対応|2026年改定のポイント
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従来の健康保険証は廃止され、医療現場は「マイナ保険証」を基本とするしくみへ移行しました。院長や医療事務にとっては、患者対応だけでなく、電子カルテ・レセコン側でどう対応すべきか、そしてオンライン資格確認に伴うネットワークセキュリティまでが論点になります。本記事では、移行の全体像と電子カルテ対応のポイントを、公式情報をもとに整理します。

免責:本記事は一般的な情報提供です。制度・移行の取扱いや診療報酬は改定・通知で変わり得るため、実務では必ず最新の一次情報(厚生労働省・地方厚生局の告示・通知等)を確認してください。

マイナ保険証への移行スケジュール

マイナ保険証とは、健康保険証としての利用登録を行ったマイナンバーカードのことです。移行の主なスケジュールは次のとおりです。

  • 2024年12月2日:従来の健康保険証の新規発行を終了。以後はマイナ保険証を基本とするしくみへ。
  • それ以前に発行済みの有効な保険証は、最長1年(または有効期限まで)の経過措置。
  • 2025年12月2日:経過措置が終了し、従来の保険証は失効。以降はマイナ保険証、未登録者は資格確認書で受診。

移行にあたっては混乱を避ける経過的取扱いが設けられ、対応機関ではスマートフォンをマイナ保険証として利用する運用も始まっています。細かな取扱いは変更され得るため、必ず最新の公式情報を確認してください。

資格確認書とは

マイナ保険証を持たない、または利用登録をしていない患者には、保険者から資格確認書が申請不要・無償で交付されます。これを提示すれば従来同様に保険診療を受けられます。医療機関は「マイナ保険証の患者」と「資格確認書の患者」の両方に対応できる受付フロー(カードリーダー読み取りと記号番号入力の双方)を整える必要があります。

オンライン資格確認とネットワークセキュリティ

医療機関側から見ると、マイナ保険証はオンライン資格確認の入口です。顔認証付きカードリーダーで最新の資格情報を確認でき、患者同意のもとで薬剤情報・特定健診情報も参照できます。

重要なのは、オンライン資格確認がネットワーク接続を前提とする点です。2023年4月に原則義務化されたことで、ほぼすべての医療機関がネットワーク接続に伴うセキュリティ対策(閉域網・境界防御・端末対策等)を前提とすることになりました。これは3省2ガイドラインが求める安全管理と直結します(対応の具体は3省2ガイドライン対応の実務ステップを参照)。

電子カルテ・レセコン側で必要な対応

対応内容
オンライン資格確認との連携取得した資格情報が自動でレセコンに反映される
薬剤・健診情報の参照同意取得のうえ、診察室で過去情報を確認できる
資格確認書への対応記号番号入力による受付にも対応できる
返戻・過誤の削減最新資格情報の取り込みで、失効保険証による返戻を防ぐ

これらが手作業や別システムでの二度手間になると、受付・会計の負担がかえって増えます。資格確認からレセプト作成までが一体でつながっていることが、移行を負担なく乗り切る鍵です。

2026年改定のポイント

医療DXの推進に伴い、診療報酬上でもマイナ保険証・オンライン資格確認の利活用が評価される方向にあります。電子的診療情報連携体制整備加算をはじめ、取得情報を活用する体制や、電子処方箋・電子カルテ情報共有サービスへの対応が算定要件に関わります。

具体的な点数・要件は改定ごとに見直されるため、本記事では点数の断定は避けます。算定にあたっては必ず厚生労働省・地方厚生局の告示・疑義解釈を確認してください。要点は、これらの加算が「マイナ保険証を含む医療DX基盤を活用できる体制」を前提としており、電子カルテ・レセコンの対応状況が算定可否に直結するという点です。

AIカルテでの対応

ポテックが開発するAIカルテは、レセコン一体型のAIネイティブ設計です。オンライン資格確認で取得した資格・薬剤情報を同一のデータ基盤上で扱えるため、マイナ保険証・資格確認書のどちらの患者にもスムーズに対応できます。AIレセチェックが算定内容を点検して医療DX関連加算の取りこぼしを防ぎ、3省2ガイドラインに準拠したセキュリティ設計(AIカルテのセキュリティ設計参照)で移行期の運用も安心して進められます。

おわりに

マイナ保険証への移行は、単なる受付方法の変更ではなく、医療DX基盤づくりそのものです。資格確認書対応・ネットワークセキュリティ・2026年改定の加算要件まで見据えると、電子カルテ・レセコンが一体で対応できているかが重要になります。制度は改定で変わるため、必ず公式情報で最新の取扱いを確認しましょう。詳細はお気軽にお問い合わせください。

参考・出典

※本記事は一般的な情報提供です。制度・診療報酬は改定・通知で変わり得るため、実務では最新の一次情報を確認してください。

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